昔から出雲京に住んでいた鬼の妖怪の集まり。
主に病を振りまく「病鬼」であったが、時代とともに能力が多岐に渡るようになった。
本家・分家と分かれているが、基本的に近親婚を繰り返しているのでほぼ純血。本家は100%純血種。
特徴としては二対の非対称な角。10歳になる年、2月の新月の日に額から生えてくる。それまでは人間と同じような身なりをしている。
(※2月に新月のない年に10歳になる子は、能力を使う度に自身の命も削られる。)
種族問わずに能力が及ぶので、それなりにいいところの貴族ではあるものの内裏から少し離れたところに屋敷を構えている。
具体的には姉小路の東辺り。本家の周りに分家の屋敷が立ち並ぶ。
屋敷といっても規模はそこまで大きくない。
男の名前は文字のどこかに「鬼」がつくこと、
女の名前は響きのどこかに「鬼」がつくことが決められている。
そのため同名の者がいたりする。とってもややこしい。